御衣振動(読み)ぎょいしんどう

世界大百科事典(旧版)内の御衣振動の言及

【鎮魂祭】より

…《延喜式》その他の上代の文献によると,神魂(かんむすび),高御魂(たかみむすび),生魂(いくむすび),足魂(たるむすび),魂留魂(たまるむすび),大宮女(おおみやのめ),御膳魂(みけつたま),辞代主(ことしろぬし)の神祇官斎院にまつる八神殿の神と大直(おおなおび)神をまつる。その次第は,まず八代物(やつしろのもの)(刀,弓など8種)と神饌(しんせん)を供え,次に琴をひき,歌をうたい,次に御巫(みかんこ)が宇気槽(うけふね)の上に立って,桙(ほこ)を持って槽をつくこと10回,つくたびに筥(はこ)の鬘木綿(かづらゆう)をむすび(玉の緒の糸結び),また,御服をおさめた筥を開いて,御衣を振り動かす儀礼(御衣振動)がある。次に倭舞(やまとまい)を舞い,酒肴を賜って本儀が終わる。…

※「御衣振動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む