世界大百科事典(旧版)内の復讐感情の言及
【刑罰】より
…もっとも敵討を除き,他はあまり行われず,幕府も奨励しなかった。しかし被害者の復讐感情は強く顧慮され,結果責任による下手人という刑はその例である。社会の集団的な制裁も失われず,鋸挽(のこぎりびき),放火犯の放火場所引廻し等が行われた。…
【ルサンティマン】より
…怨恨または復讐(ふくしゆう)感情と訳される。弱者はその弱さゆえに強者に対する不満や憎悪をストレートに表出することができないために,内攻的にうっ積した不満や憎悪は,強者に対する怨恨ないし復讐願望となって意識下に抑圧されている。…
※「復讐感情」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」