世界大百科事典(旧版)内の循環ミサ曲の言及
【ルネサンス音楽】より
…代表的作曲家デュファイはフォーブルドンfauxbourdon技法(3声部の楽曲において,記譜された上・下声部の間隔が6度または8度からなるように作曲されており,中声部は上声部の完全4度下を演奏する。その結果,6の和音の連続が多く生ずる)をはじめとする新しい作曲技法を案出し,定旋律やモティーフで各章の統一を図った循環ミサ曲形式によって代表される均衡のとれた楽曲構成を完成した。またバンショアはデュファイとともにシャンソンの分野でおおいに活躍した。…
※「循環ミサ曲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」