世界大百科事典(旧版)内の微分ゲームの言及
【ゲーム理論】より
… 戦略型協力ゲームでは,プレーヤー間の交渉結果のもつべき基本的性格を公理化し,その基準をみたす一意の利得分配を定めるナッシュ解がよく知られている。 また同一のゲームが反復して行われる反復ゲーム,ある部分ゲームから他の部分ゲームに確率的に移行する確率ゲーム,ゲームの状態や戦略が連続な時間の関数として表される微分ゲームなどのように,時間の経過に伴って行われるさまざまな多段階ゲームがある。(3)提携型または特性関数型 協力ゲームの表現方法で,n人のプレーヤーのうち何人かが提携して,その提携内では合意によってとるべき戦略が決定され,提携としてのとりうる値(提携値)が定まるような状況を示すものである。…
※「微分ゲーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」