徳冠(読み)とくかん

世界大百科事典(旧版)内の徳冠の言及

【冠】より

… 冠制で制定された冠は,《日本書紀》によると頂上をとりまとめて袋のようにし,縁をつけたものとあるから,髻(もとどり)の上からかぶり,そこを上からしぼり結んだものであったろう。この冠は位階によって区別があり,徳冠は紫,仁冠は青,礼冠は赤,信冠は黄,義冠は白,智冠は黒の色を用いた。その後647年(大化3)には従来の絁(あしぎぬ)製であったものを錦と絹との2種類とし,織冠,繡(しゆう)冠,紫冠,錦冠の4種は錦製,青冠,黒冠,建武冠の3種は絹製で,縁には冠と違った別裂(きれ)をつけ,背には漆塗の羅(ら)を張った蟬(かざりぐし)のようなものをつけた。…

※「徳冠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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