世界大百科事典(旧版)内の心の割礼の言及
【割礼】より
…聖書はこれを掟としており,割礼は一定の神との〈契約〉のしるしとして,また同じユダヤ教徒共同体への所属のしるしとしてなされるのである。イエス(キリスト)も割礼を受けたといわれるが,キリスト教では,使徒パウロが〈心の割礼〉を唱えて以来,身体的な割礼を行う慣習は消滅した。イスラム教徒における割礼の慣習も,その宗教的統合に大きくかかわっている。…
※「心の割礼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」