世界大百科事典(旧版)内の心周期の言及
【心臓】より
…狭心症の診断に用いる運動負荷試験のうちエルゴメーターやトレッドミルによる場合は,予測最大心拍数またはその80%くらいに達するまで負荷を行い,心電図変化を評定する。
[心周期と心音,血行動態]
心臓のポンプ機能の基本となる1回の心拍動(これを心周期という)は,収縮期と拡張期からなる。心周期に伴い左右の心房・心室の容量と内圧には一連の変動が起こり,房室弁・動脈弁が開閉し,心音が発生し,一定量の血液が拍出される(ここで拍出される血液の量を一回心拍出量という)。…
※「心周期」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」