心囊(読み)しんのう

世界大百科事典(旧版)内の心囊の言及

【心臓】より

…この発生の経過で,原始心筒の折れ曲がる方向が逆になると逆位を生じ,大血管転位などの心臓,血管奇形が生じるし,中隔の形成に異常が起こると,心房や心室の中隔欠損が生じるなど,さまざまな心臓奇形が生じることになり,先天性心疾患の原因となる。
【心臓の位置と形態】
 心臓は縦隔の下部,横隔膜の上で心囊に包まれ,前方は胸骨の後面,後方は食道の前面,左右両側は肺を含む肋膜腔で境される(図4)。心臓の重さは成人で250~300g,収縮した状態では握りこぶし大である。…

※「心囊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む