心臓集中治療室(読み)しんぞうしゅうちゅうちりょうしつ

世界大百科事典(旧版)内の心臓集中治療室の言及

【循環器科】より

…1950年までに診断技術としての心電図や心臓カテーテル法が開発されて急速に進歩し,その後心臓外科血管外科の技術の進歩とともにさらに診断技術の精度があがった。心臓は生命維持に不可欠の臓器であり,心筋梗塞(こうそく)や心ブロックなどの救急重症疾患も多いので,これに対して60年代から遠隔持続監視装置,電気的除細動装置,ペースメーカーなどの技術の進歩によって集中監視と治療を行う心臓集中治療室(CCU)や心臓救急車(mobile CCU)が開設されるようになり,治療成績の向上とともに,臨床研究の進歩を促して多くの成果をあげている。【細田 瑳一】。…

※「心臓集中治療室」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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