必要換気量(読み)ひつようかんきりょう

世界大百科事典(旧版)内の必要換気量の言及

【換気】より

…しかし,隙間風の多い部屋でいくら暖房しても暖かくならないように,暖冷房や空気調和をしているときは換気量に比例して熱損失が増大し,余分なエネルギーを消費することになる。空気清浄度をある限度以上に保つための換気量の最小値または推奨値を必要換気量といい,室内外空気の条件,室内の汚染発生量,暖冷房空気調和の有無などによって決められる。1時間当りの換気風量を室容積で除した値を換気回数といい,換気の程度を表すために用いられる。…

【室内気候】より

…許容濃度を超えないように室内空気を清浄に保つ必要があり,一般には外気を導入してその濃度を薄める方法がとられる。これが換気で,空気を清浄にするのに必要な外気量を必要換気量という。一般の居室では,人体が発生する炭酸ガスによって室内の炭酸ガス濃度は高くなるが,その許容濃度は0.1%,すなわち1000ppmであって,300ppmの炭酸ガス濃度の外気を導入して薄める。…

※「必要換気量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む