志幾(読み)しき

世界大百科事典(旧版)内の志幾の言及

【日本武尊】より

…死後の皇子は〈八尋白智鳥(やひろしろちどり)〉(大きな白鳥)と化して天がけり,葬を営む后や御子たちがその後を泣いて追ったという。白鳥は河内国の志幾(しき)にまで飛び,そこにヤマトタケルの墓,白鳥陵を築いたところ,さらに白鳥は天のかなたへ飛び去ったと伝える。
[ヤマトタケル物語の意義]
 記紀の天皇記はまず神武天皇による大和の平定にはじまり,崇神天皇における祭祀の確立,垂仁代の部(べ)の設置などを経て,景行記に至り王権支配の全国的拡大を扱っていると見られる。…

※「志幾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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