快削黄銅(読み)かいさくおうどう

世界大百科事典(旧版)内の快削黄銅の言及

【黄銅】より

…α相とβ相が共存するα+β黄銅も似た特性があるが,硬くて強度が大きいけれども熱加工の必要がある。さらに鉛Pbを添加して切削性をよくした快削黄銅は,切削加工して利用する用途に広く使われている。そのほか,少量の添加元素を加えて性質を改善した特殊黄銅もある。…

【銅合金】より

…α+β黄銅は熱間加工性がよく,押出棒とした後,切削加工して利用されることが多い。とくに鉛を含むものは切削性が優れているので快削黄銅と呼ばれ,自動切削が普及するにつれて重要性が増している。 7‐3黄銅や4‐6黄銅に0.5~2%程度の添加元素を加えて改良した黄銅を特殊黄銅という。…

※「快削黄銅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む