念珠引(読み)ねんじゅひき

世界大百科事典(旧版)内の念珠引の言及

【数珠引】より

…数珠を作る職人。《七十一番歌合》には念珠引として現れ,《人倫訓蒙図彙》《今様職人尽百人一首》などでは〈数珠師〉ともいわれ,洛中洛外図にも数珠屋がみられる。そこに描かれた職人は僧形で,舞錐(まいぎり)を使っているが,その組織などはまだ明らかにされていない。…

※「念珠引」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」