世界大百科事典(旧版)内の《怒りの子供たち》の言及
【アロンソ】より
…スペインの批評家,詩人,言語学者。閉塞していた内戦後のスペイン詩に衝撃を与えた代表的詩集《怒りの子供たち》(1944)があるが,本領は古典から現代に至る文学研究にあり,《ゴンゴラの詩法》(1935)で国民文学賞を得るとともに,ロルカら〈27年世代〉のゴンゴラ再評価運動の核となる。海外で自国文学を講じた後,1939年,マドリード大学におけるロマンス語の講座を師メネンデス・ピダルから受け継いだ。…
※「《怒りの子供たち》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」