思悼世子(読み)しとうせし

世界大百科事典(旧版)内の思悼世子の言及

【英祖】より

…その基礎には《六典》や《続大典》などの法典の整備,《続五礼儀》や《東国文献備考》などの一種の百科事典の編纂事業などがあった。晩年にはみずからの手で実子である思悼世子を暴虐行為を理由にひつの中に閉じこめて死にいたらしめるという悲劇をうみ(1762),その妥当性をめぐって臣下間に時派(世子に同情),僻派(世子を批難)の党争を生んだが,自身は耆老(きろう)所(一種の敬老組織)で天寿を全うした。【鶴園 裕】。…

※「思悼世子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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