世界大百科事典(旧版)内の思想の科学研究会の言及
【思想の科学】より
…哲学・思想史研究,言語論,コミュニケーション論とともに大衆の思想に着目し,大衆文学,流行歌,映画,芸能など広く大衆文化の研究にもすぐれた先駆的業績を示した。50年4月発行の最終号において〈思想の科学研究会〉の設立が宣言され,前記の人々が理事に,川島武宜が会長に就任し,学際的研究会が組織され,後に竹内好,久野収らも加わった。共同研究が積極的に行われ,昭和20年代に《アメリカ思想史》,30年代には《転向》があり,多くの研究者,評論家を育成,《思想の科学》はその機関誌として講談社(1954‐55),中央公論社(1959‐61)と発行所を変えて刊行された。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」