急性化膿性髄膜炎(読み)きゅうせいかのうせいずいまくえん

世界大百科事典(旧版)内の急性化膿性髄膜炎の言及

【髄膜炎】より

…一般的治療としては,安静にし輸液などで十分な水分・栄養を補い,高熱や痙攣に対しては対症的に解熱剤や抗痙攣剤を用いる。
[急性化膿性髄膜炎acute purulent meningitis]
 とくに髄膜炎菌Neisseria meningitidisによるものが最も多く約30%を占めるが,インフルエンザ菌(18%),肺炎球菌(16%),黄色ブドウ球菌,A群溶連菌,大腸菌などによっても起こる。髄液は混濁あるいは膿性で,多形核細胞が著しく増加する。…

※「急性化膿性髄膜炎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」