性仏(読み)しょうぶつ

世界大百科事典(旧版)内の性仏の言及

【信濃前司行長】より

…行長に関して,《徒然草集説》(1701)では,中山行隆の子,下野守行長に比定されている。《徒然草》にいう〈生仏といひける盲目〉は,当道(とうどう)座(平曲を語る琵琶法師の芸能座)の伝書類にも〈性仏〉としてみえる。おそらく《徒然草》の行長・生仏合作説は,中世に行われた盲人による《平家物語》作者伝承の一つとして考えるべきだろう。…

※「性仏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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