性的歓待(読み)せいてきかんたい

世界大百科事典(旧版)内の性的歓待の言及

【もてなし】より

…というのも,同一物質を体内に摂取するという〈共飲共食〉の行為をとおして初めて,主人と客人の間に断ちがたい連帯のきずなが生まれると考えられるからである。イスラム化以前のアラブ社会など,一部の社会で行われたといわれる,家の女性を客人に添い寝させる〈性的歓待sexual hospitality〉の風習も,性行為を通じて客人の体液を摂取するというところに儀礼的意味があったのだろうと思われる。 このようなもてなしは,客が主人と同じ共同体の成員であるか否かによって,その意義をまったく異にする。…

※「性的歓待」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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