《怪譚桂河浪》(読み)かいだんかつらのかわなみ

世界大百科事典(旧版)内の《怪譚桂河浪》の言及

【怪談】より

…彼は,〈元祖・大道具・大仕掛・妖怪(ばけもの)ばなし。林屋正蔵〉の看板を掲げて興行し,《怪譚桂河浪(かいだんかつらのかわなみ)》(1835),《怪談春雛鳥(はるのひなどり)》(1838)など,得意の怪談物の草双紙四部を残した。彼が没したとき,火葬にしてくれという遺言どおりにすると,棺桶に仕掛けてあった花火が来葬者をおびやかしたという逸話も怪談噺の元祖らしい。…

※「《怪譚桂河浪》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む