悪霊の大臣(読み)あくりょうのおとど

世界大百科事典(旧版)内の悪霊の大臣の言及

【藤原顕光】より

…顕光は度重なる怨みと失意の中で,嘆き悲しむ延子を見るうちに,一夜にして白髪となり,道長の呪詛(じゆそ)に心を砕くようになったという。悪霊の大臣と称された顕光の説話は,《十訓抄》《古事談》《続古事談》などに見え,停滞しはじめた公家社会の陰湿な政治的葛藤の様相をよく伝えている。強烈な怨霊として,後世に語り伝えられた。…

※「悪霊の大臣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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