情報粒子(読み)じょうほうりゅうし

世界大百科事典(旧版)内の情報粒子の言及

【発芽】より

…これに対し,吸水期にはタンパク質の新たな合成も始まる。吸水期に翻訳されるmRNAは種子形成過程で作られるが,その時点では翻訳されずタンパク質の殻で包まれた情報粒子informosomeの形で種子中にとどまるもの(long‐lived mRNAと呼ばれる)と考えられている。種子中にはあらかじめリボソームも存在しており,吸水が始まると情報粒子のタンパク質が取り除かれlong‐lived mRNAが出てくると,これと結合して直ちにポリソームを形成しタンパク質の合成が開始される(図)。…

※「情報粒子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

マイナ保険証

マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...

マイナ保険証の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android