世界大百科事典(旧版)内の意匠糸の言及
【糸】より
…混繊糸は2種以上の繊維のマルチフィラメント糸を平均化して混ぜ合わせて作った糸であり,ナイロンとアセテート,トリアセテートとポリエステルを混繊したものが日本で1967年に開発され販売されている。意匠糸は織物に変わった外観を与えようという意図で作られた飾糸であり,2本以上の色違い糸を撚り合わせた杢糸(もくいと),ところどころに輪を作ったループ糸やリング糸などが含まれる。
[糸の撚り]
撚りは紡績するときに1m当り数十から数千の撚りが自動的にかかるが,強い撚りのことを強撚(きようねん),メリヤス糸のような弱い撚りを甘撚り(あまより)と呼ぶ。…
※「意匠糸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」