世界大百科事典(旧版)内の意味するものの言及
【記号】より
…これら類似連合と接近連合の各働きと両者の相関のぐあいは,日常言語と詩的言語では異なるし,文化のタイプに関係づけられることもある。 ソシュールは語という記号が聴覚映像と概念,あるいは〈意味するもの(シニフィアンsignifiant)〉と〈意味されるもの(シニフィエsignifié)〉の結合と考えた。この結合の関係は恣意的であり,机を〈机〉と呼ぶべき必然性はなく,desk(英語),Tisch(ドイツ語)とも呼ぶことができる。…
※「意味するもの」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」