《愛の寓意図像集》(読み)あいのぐういずぞうしゅう

世界大百科事典(旧版)内の《愛の寓意図像集》の言及

【アレゴリー】より

…リーパの影響は北ヨーロッパの絵画にも見られ,例えば17世紀オランダの画家フェルメールの《信仰のアレゴリー》で,擬人像が白い衣裳の婦人,盃,十字架,本(聖書)を属性として備えるという描写は,リーパに拠っている。フランドル絵画では,ルーベンスの師であり人文主義者のオットー・バン・ベーンの《愛の寓意図像集》が,同時代の画家の画中画に使用されるなど,かなりポピュラーであった。またJ.カッツやルーマー・フィッシャーはその書のなかで子どもの遊戯を寓意化し,例えば,シャボン玉をこの世のむなしさ,独楽(こま)回しを鞭打たれないと働かない人間への教訓とするなど,オランダの寓意図像集は道徳的教えを説くものが多い。…

※「《愛の寓意図像集》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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