感光性樹脂版(読み)かんこうせいじゅしはん

世界大百科事典(旧版)内の感光性樹脂版の言及

【感光性樹脂】より

…(3)光重合型感光性樹脂 種々のタイプのものがあるが,基本的には不飽和ポリマーやビニルモノマーに光を照射して重合させる際に起こる物性(溶剤に対する溶解度)の変化を利用するものである。この型のものは,数mmの厚さの層を硬化させることができるので,樹脂凸版版材に応用されることが最も多い(樹脂そのものが版として用いられ,一般にこれを感光性樹脂版という)。このほか,画像形成を必要としない分野でも,作業性,無公害の見地から,紫外線硬化インキや紫外線硬化塗料にも応用されている。…

※「感光性樹脂版」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android