世界大百科事典(旧版)内の感光性樹脂版の言及
【感光性樹脂】より
…(3)光重合型感光性樹脂 種々のタイプのものがあるが,基本的には不飽和ポリマーやビニルモノマーに光を照射して重合させる際に起こる物性(溶剤に対する溶解度)の変化を利用するものである。この型のものは,数mmの厚さの層を硬化させることができるので,樹脂凸版版材に応用されることが最も多い(樹脂そのものが版として用いられ,一般にこれを感光性樹脂版という)。このほか,画像形成を必要としない分野でも,作業性,無公害の見地から,紫外線硬化インキや紫外線硬化塗料にも応用されている。…
※「感光性樹脂版」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」