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感覚与件 かんかくよけん

大辞林 第三版の解説

かんかくよけん【感覚与件】

〘哲〙 感覚器官を通して与えられる、解釈や判断を加えられる以前の直接的な経験のこと。具体的には色・形・音・匂い・味などを指す。論理実証主義において、経験的知識を検証する基盤とされた。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の感覚与件の言及

【感覚】より

…マッハは伝統的な物心二元論を排し,物理的でも心理的でもない中性的な〈感覚要素〉が世界を構成する究極の単位であると考えた。その思想は論理実証主義によって展開され,〈感覚与件理論〉として英米圏の哲学に浸透した。〈感覚与件sense‐datum〉の語はアメリカの哲学者J.ロイスに由来し,いっさいの解釈や判断を排した瞬時的な直接経験を意味する。…

※「感覚与件」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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