慣性誘導方式(読み)かんせいゆうどうほうしき

世界大百科事典(旧版)内の慣性誘導方式の言及

【ロケット】より

…これらの修正機能を誘導という。この実測と修正量の計算を主として地上のレーダーとコンピューターで行い,電波指令を通じて実行させる方式を電波誘導方式,機上の加速度計やジャイロとコンピューターによりすべて機上において実行してしまうのを慣性誘導方式と呼んでいる。 なお,ロケット打上げ時の全質量の,最終段搭載機器質量に対する倍率をグロースファクターといい,低高度に人工衛星を打ち上げる場合,固体ロケットで約100,液体ロケットで150~200程度の値となる。…

※「慣性誘導方式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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