懸札(読み)かけふだ

世界大百科事典(旧版)内の懸札の言及

【壁書】より

…規則や法令などの通達方法の一つで,この方法で発布された法令の名称ともなる。この名称の起源は,中国における壁に書く法令などの伝達方式にもとづくが,日本では,板や紙に書き,壁や門にかけて掲示したので,張文,懸札ともいう。この壁書は,本来役所や寺院などの内部規則をその当事者に通達するものであった。…

※「懸札」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android