懸濁重液(読み)けんだくじゅうえき

世界大百科事典(旧版)内の懸濁重液の言及

【重液選別】より

…しかしこれらの重液は,高価なうえ,毒性や腐食性のため,大量使用には適していない。そこで工業規模の重液選別では重液としてもっぱら懸濁重液が使われている。懸濁重液というのは,磁鉄鉱,ケイ素鉄(フェロシリコンともいい,ケイ素と鉄の合金),石英のような高比重物質の粉末を水中に懸濁させることによって得られる,見掛け比重が1よりも大きい懸濁液のことである。…

※「懸濁重液」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む