成徳書院(読み)せいとくしょいん

世界大百科事典(旧版)内の成徳書院の言及

【佐倉[市]】より

…その後領主はめまぐるしく代わったが,1746年(延享3)老中堀田正亮が10万石(のち11万石)で入封,以後廃藩まで堀田氏の支配が続く。佐倉藩では学問が盛んで,藩校成徳書院(温故堂の後身)では儒学,兵学,医学,蘭学が教授され,1843年(天保14)には日本最初の私立蘭方医院とされる佐倉順天堂が開設された。明治に入って城跡に第57連隊が置かれ軍都となった。…

【佐倉藩】より

…幕末期の藩主正睦(まさよし)は33年(天保4)以降,勧農政策,人口増加策,もろもろの財政政策のほかに,学芸振興策をも伴う幅の広い藩政改革を実施し,徐々に成功を収めた。ことに学芸の振興は有名で,佐倉ならびに江戸において藩校(成徳書院)が整備され,なかでも蘭学では佐藤泰然を招くなど,佐倉は一時学都と称された。正睦はまた幕府老中としても著名である。…

※「成徳書院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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