成田寿仙(読み)なりたじゅせん

世界大百科事典(旧版)内の成田寿仙の言及

【講談】より

…一方,滋野瑞竜軒(しげのずいりゆうけん)も軍談読みの大家として知られたが,当時まで尊大にかまえて読んでいた軍談を,客受けをあてこんで読むようになり,ここにいわば芸人的傾向がみられはじめた。成田寿仙は《伊達騒動》《黒田騒動》など騒動物を読み好評を博したが,幕府からの禁止令により,《日蓮記》など説教種に活路を開いた。また村上魚淵もよく知られた。…

※「成田寿仙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android