世界大百科事典(旧版)内の戦時ゴーリスムの言及
【ゴーリスム】より
…第2次世界大戦下,ドイツに占領されたフランス国民にたいし,降伏を否定し抗戦を呼びかけたド・ゴールの活動は,やがてレジスタンスの名とともに戦うフランスの象徴となり,占領軍からの解放をめざす国民的結集の軸となった。解放後の45年11月,ド・ゴールは新たに発足した国民議会により満場一致で臨時政府首相に任命されるが,この時期までが〈戦時ゴーリスム〉と呼ばれ,ゴーリスムの基礎が形成された時期である。しかし,政権をになったド・ゴールは,議会をこえてみずからの指導力のもとに国民を統合し戦後の再建を実現しようとして,議会諸政党と対立,46年1月突然辞任。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」