戦災援護会(読み)せんさいえんごかい

世界大百科事典(旧版)内の戦災援護会の言及

【引揚げ】より

…占領中の引揚げは占領軍の〈引揚に関する基本指令〉(1946年3月)にもとづいて日本政府が実施した。輸送は残留艦船では足りずアメリカから貸与を受け,食糧・被服・日用品類の交付,医療,上陸後の輸送等の援護には戦災援護会(後の同胞援護会),在外同胞救出学生同盟や婦人団体等が協力した。46年には厚生省の外局として引揚援護院が設置され,48年には復員庁と統合して引揚援護庁となり引揚復員業務全般が一元化された。…

※「戦災援護会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android