戸籍の付票(読み)こせきのふひょう

世界大百科事典(旧版)内の戸籍の付票の言及

【戸籍】より

…戸籍に関する事務は,本来国の行政事務であるが,市区町村長に委任され,法務局または地方法務局の長がこれを監督する。なお,戸籍には住民基本台帳法(住民票)に基づく戸籍の付票が付せられる。これは,戸籍の表示,氏名,住所,住所を定めた年月日を記載し,戸籍と住民票とを連結している。…

【住民票】より

…住民基本台帳の閲覧,住民票の写しの交付請求は,だれにでも許されているが,執務の支障その他正当の事由により拒絶されることもありうる。なお戸籍と住民票の連絡を保つために,市区町村長は,その区域内に本籍を有する者につきその戸籍を単位として,〈戸籍の付票〉を作成しなければならない(16条)。戸籍の付票も住民票同様だれでも請求できるため,ある人の住所がわかれば,その自治体の窓口で住民票を請求して本籍を知り,次にその本籍地で戸籍の付票を見て以前の住所を探索することが可能となる。…

※「戸籍の付票」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」