所有せざる人々

デジタル大辞泉プラス 「所有せざる人々」の解説

所有せざる人々

米国の作家アーシュラ・K・ルグウィンの長編SF(1974)。原題《The Dispossessed》。ネビュラ賞長編部門(1974)、ヒューゴー賞長編部門およびローカス賞長編部門(1975)受賞

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世界大百科事典(旧版)内の所有せざる人々の言及

【ル・グイン】より

…ラドクリフ,コロンビアの両大学で,ルネサンス期のイタリア文学とフランス文学を専攻。処女作《ロカノンの世界》(1966)に始まり,《闇の左手》(1969)に代表される一連の宇宙年代記物,アースシーの魔法使いを主人公とするファンタジー《ゲド戦記》三部作(1968,71,72),ユートピア小説《所有せざる人々》(1974),歴史小説の枠組みを利用した《マラフレナ》(1979)など,活動領域は広い。光と闇,男と女,己と影などの2者間の対立とその克服を,主人公の流浪,探索,遍歴の旅のなかに織り上げる。…

※「所有せざる人々」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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