扁平石(読み)へんぺいせき

世界大百科事典(旧版)内の扁平石の言及

【耳】より

…それぞれの内腔には感覚上皮の細胞に接するように炭酸カルシウムの結晶塊,すなわち〈耳石(じせき)(平衡石)〉が形成され,これらの接触のしかたが平衡覚の発生源となる。硬骨魚類では耳石がとくによく発達しており,卵形囊,球形囊,および壺の各耳石をそれぞれ〈礫石(れきせき)〉〈扁平石〉〈星状石〉と呼び,そのうち扁平石が最も大きい。多くの硬骨魚では頭蓋下部の両側にある耳殻の大半が球形囊で占められていて,その内腔をほとんど満たすようにして扁平石が収まっている。…

※「扁平石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む