手水の木(読み)ちょうずのき

世界大百科事典(旧版)内の手水の木の言及

【ヒノキバヤドリギ】より

…本州中部以南から中国大陸南部さらにヒマラヤやオーストラリアまで広く分布する。とくには役にたたないが,仏教の真言宗ではツバキの枝に寄生したものを〈手水(ちようず)の木〉として尊重する。弘法大師が,ヒノキで手を清め,その枝を〈心願成就のときは,投げたツバキに生きつけ〉といったことによるという。…

※「手水の木」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」