承如法(読み)しょうにょほう

世界大百科事典(旧版)内の承如法の言及

【式子内親王】より

…その後の動静はしばらく不明だが,《千載集》には9首入り,俊成の《古来風体抄》も内親王に献じた書とされる。94年(建久5)ごろには出家し法名承如法と称したが,一説に,97年の橘兼仲陰謀事件に関係しての出家かともいわれる。以仁王の憤死や後白河院の他界,さらに武家政権の台頭など,激動期を生きた未婚の皇女の憂悶を歌によっていやそうとしたと思われ,最晩年の〈正治二年院初度百首〉の〈山深み春とも知らぬ松の戸にたえだえかかる雪の玉水〉などに自然・人事の融合的歌境がうかがえる。…

※「承如法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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