世界大百科事典(旧版)内の抑制物質の言及
【カイロモン】より
…一方,ある種の生物がつくった物質が他の種の生物に触れた場合,接した生物に生理的もしくは行動的な反応をひきおこして,物質をつくった生物に有益な効果を及ぼすことがあり,このような物質をアロモンallomoneという。忌避物質・抑制物質・毒物などはアロモンとみなすことができる。生物種間の相関に何らかの物質が関与することは多く,それらの物質はこの定義のいずれかに属することになるが,カイロモンとしてもアロモンとしてもはたらく物質も多い。…
※「抑制物質」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」