世界大百科事典(旧版)内の抑止戦略の言及
【戦略・戦術】より
… 〈間接(侵略)戦略〉は,通常の戦略(直接戦略といわれることがある)に対比するもので,一国が,自国の兵力を使わないで,他国に対してその敵対者(革命勢力など)を通じて行う戦闘(侵略)の方式をいい,第2次大戦後,途上国などで各地に生起した。 核兵器が出現してからは〈抑止戦略〉の概念が生まれ,大量報復戦略,柔軟反応戦略,確実破壊戦略,相殺戦略,限定戦争戦略などが唱えられるようになった。核戦略【井本 熊男】
【政治闘争における戦略・戦術】
政治闘争において政治的・軍事的主体(階級,軍隊,政党,組織)が,自己の目的・課題を追求するうえで生じる問題と,それへの対応手段を含めた,政治技術論である。…
※「抑止戦略」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」