折杖法(読み)せつじょうほう

世界大百科事典(旧版)内の折杖法の言及

【刑罰】より

…また断例という判決例が重視せられ,判例集が編纂されるのも,宋代以後の著しい傾向である。宋初には徒刑と流刑を杖刑に読み替える折杖法(せつじようほう)が行われた。また死一等を減じる場合に,配軍(また配隷,配流),編管という無期刑が用いられるようになった。…

【中国法】より

…数千年の古い歴史をもつ中国の法制は,刑法たる律を中心とし,社会とともに変遷してきたので,その経過の大体をとくに政治経済と関連せしめて叙述したい。対象は近代以前に限る。まずどこまでさかのぼるかの問題であるが,中国の古代に氏族制度が行われたことはほぼ疑いないので,中国最古の法制は氏族法であったに違いないと思われ,その遺制が歴代を通じて清朝末期まで続いたものがある。それは婚姻法と相続法の上に強く残り,同姓の間では,たとえ起源の異なる姓であることがわかっていても婚を通じないこと,また祖先祭祀の相続権は男系に限られて養子を認めないことが,長く中国慣習の特色となってきた。…

※「折杖法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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