《抜刀隊の歌》(読み)ばっとうたいのうた

世界大百科事典(旧版)内の《抜刀隊の歌》の言及

【軍歌】より

…日本最初の軍歌は明治維新期における東征軍の進軍歌《トンヤレ節》(品川弥二郎の作と伝えられる)であり,はやしことばを入れた俗謡調であった。《新体詩抄》(1882)掲載の外山正一作《抜刀隊の歌》に陸軍軍楽隊雇教師フランス人ルルーが作曲した歌(1885)が初期の代表作だが,これも軍隊で歌われているうちに俗謡風に変化した。軍歌の増加は,教育勅語発布(1890)から日清戦争(1894‐95)にかけての軍国主義的,国家主義的風潮の高揚と学校唱歌の普及とによるところが大きい。…

※「《抜刀隊の歌》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む