抱絵師(読み)かかええし

世界大百科事典(旧版)内の抱絵師の言及

【画師(絵師)】より

…これら多様化した絵師層は,近世にいたって,江戸の狩野派を主軸として再編される。徳川幕府は幕府御用の奥絵師を設け,さらにその血縁者や門人家系による表(おもて)絵師,諸大名の抱(かかえ)絵師と絵師を序列化する制度をつくった。この絵師の職制は,技量より身分や格式の尊重によって画道の支配体制を樹立することであった。…

※「抱絵師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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