拒絶現象(読み)きょぜつげんしょう

世界大百科事典(旧版)内の拒絶現象の言及

【拒絶反応】より

…病気などによって機能を失った臓器を健康な臓器で置き換えることを移植というが,移植された組織が同種か異種かにかかわらず,やがて壊死に陥り,排除される現象をいい,拒絶現象ともいう。移植された組織あるいは器官が宿主に対して抗原として働き,宿主の体内で抗体がつくられ,この抗体をもつ細胞が移植体を攻撃して拒絶反応を起こすと考えられている。…

※「拒絶現象」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」