括り絣(読み)くくりがすり

世界大百科事典(旧版)内の括り絣の言及

【イカット】より

…絣はあらかじめ文様にしたがって染め分けた絣糸を用いて織ることが大きな特徴である。その絣糸を作る最も素朴な技法がいわゆる〈括り絣〉,つまりイカットの技法である。絣糸の用い方によって,(1)経絣(たてがすり)warp ikat,(2)緯絣(よこがすり)weft ikat,(3)経および緯絣warp and weft ikat(経と緯の絣糸が別個の文様を構成するもの),(4)経緯絣(たてよこがすり)double ikat(経と緯の絣糸の重なりによって一つの模様が構成されるもの)に分けられ,さらに未開人の腰蓑などに見られるような,絣糸をそのまま垂らした状態のものを,(5)プロト(原)・イカットproto‐ikatと称する。…

【絣】より

…絣糸をつくる技術も〈結ぶ〉〈縛る〉といった素朴な防染技法から捺染に至る多様な技法がとられている。
[絣糸のつくり方]
 (1)〈括(くく)り絣〉 糸で括って防染する方法。最も基本的な技術として古くから行われてきたもの。…

※「括り絣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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