世界大百科事典(旧版)内の捕道具の言及
【三道具】より
…袖搦(そでがらみ)(錑(もじり)),突棒(つくぼう),刺股(さすまた)をいう。いずれも長柄の捕道具(とりどうぐ)で,激しく抵抗する犯人を取り押さえるのに,六尺棒,梯子(はしご)などとともに用いた。警察権,刑罰権を象徴するものとして,見付,関所や辻番所に常備され,また磔(はりつけ),火罪(火焙(ひあぶり))などの執行前にする引廻し(ひきまわし)の行列に連なった。…
※「捕道具」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」