捜査構造論(読み)そうさこうぞうろん

世界大百科事典(旧版)内の捜査構造論の言及

【捜査】より

…したがって,捜査にあたっては,犯人を見つけ,証拠を集めればよいだけでなく,関係者の人権にも十分配慮すべきであるのはもちろんであるが,問題はどのようなしくみでこれを実現するかである。現行法が捜査をどのようなしくみのものとしているかについては議論があり,これは捜査構造論といわれる。 一つは糾(糺)問的捜査観といわれるもので,捜査は,捜査機関が職権主義的に行う被疑者の取調手続とみる考え方である。…

※「捜査構造論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む