排煙脱硝法(読み)はいえんだっしょうほう

世界大百科事典(旧版)内の排煙脱硝法の言及

【窒素酸化物】より

…これに対して,フューエルNOの生成には温度の影響は小さく,酸素濃度のみが影響するから,その生成を抑制するためには,酸素濃度を低下させる方法が最も有効である。燃焼プロセスからの窒素酸化物の抑制技術としては,燃焼法を改良することによってNOの生成そのものを抑える低NOx燃焼法と,一度生成したNOを触媒などを使って後流部で除去する排煙脱硝法に大別される。低NOx燃焼法は,自動車エンジンと固定燃焼装置とではその具体的な方式は異なるが,いずれも燃料と空気の混合比を制御するなどの方法によって,火炎温度あるいは酸素濃度を低下させようとする点は共通である。…

※「排煙脱硝法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android