世界大百科事典(旧版)内の掖庭宮の言及
【長安】より
… 隋・唐長安城の設計で一つの大きな特色は,それまでの都城と相違して宮城,皇城が中央北辺に位置している点にある。宮城は太極宮,東宮,掖庭(えきてい)宮の総称で,その大きさは東西が2820.3m,南北が1492.1mとなっている。太極宮は宮中の正殿で皇帝の居住する宮,東宮は皇太子の居住する宮,掖庭宮は皇妃,宮女などの居住する宮である。…
※「掖庭宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」